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 -日本組織会計学会の目的と事業の紹介-


日本組織会計学会は、経営・会計の研究を通じ海外に研究成果を発信することによって、世界の産業界と学界に貢献する目的で、門田安弘教授(筑波大学名誉教授)によって設立されました。(その沿革は、1993年の「経営会計情報研究会」の創設から始まり、「日本経営会計研究所」へと名称変更され、これを発展的に解消し、2008年12月に本学会として設立したものです。)

当学会の主な事業は、次の4つです。
1.英文機関誌Japanese Management and International Studiesの毎年出版。
2.研究会の開催、研究部会の開設、年4回の研究会の開催、研究部会は、特定の
  テーマの下に開設され、発表の最終成果は英文機関誌に掲載。
3. 研究成果の国内出版社を通じての書籍の発行、研究書、教科書等の出版。
4. 英文書の刊行を実現するために、必要に応じて企業訪問調査を行う。
 この中で1の英文機関誌の発行が、当学会の最も大きな特徴であり、最終目的になっています。英文機関誌はブック・シリーズ(叢書)の形で出版されますが、毎年、恒常的に発行し続けるものです。

今までの日本の経営学界では、残念ながら、研究成果を英文で定期的に発信していく制度的な仕組みが乏しかったのが現実です。そのため経営関係の諸問題の研究や解決に従事している学界や実務界の人たちに、ぜひとも前向きに当学会の事業に参画していただき、皆様の手になる英文論文を海外に発信していただければと思っています。それは、世界の経営学・会計学の理論と実務の発展に寄与することになると思います。
当学会の本質は、「経営学・会計学が好きだ、面白い」と思う仲間の同好会です。メンバーの最低限の義務は、必要に応じて、研究会で自分の研究テーマや現在従事している仕事の課題等を発表し、他のメンバーに研究上の刺激を与えることです。できれば積極的に英文機関誌にも執筆してほしいと思います。

当学会への入会希望者は、随時受け付けています。会員には、正会員と準会員の2種類があり、正会員は5,000円の年会費を納入する人で、毎年発行される英文機関誌を1冊受け取り、かつ英文機関誌に投稿でき、研究会等の行事に参加し研究発表することができます。準会員は、年会費を納入しない人ですが、研究会等の行事に参加し研究発表することができます。英文機関誌への執筆者の皆様には、投稿費の一部として、年会費を納付する正会員になっていただき、その論文の掲載号の英文機関誌2冊を購入していただきます。

日本組織会計学会の目的にご賛同くださる方が増え、正会員も徐々に増えています。皆様の積極的なご参加により、今後、ますます当学会が発展することを願っています。

日本組織会計学会 会長 塘 誠

 





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